2011年10月26日水曜日

地震の影響

震災の影響で和室の京壁がひび割れ、剥がれ落ちてます。
チリ際やラスボードのジョイント部分にひび割れが現れてます。

下地のラスボードの釘が浮いて全く効いてない状態です。
塗り壁の下地を剥がしてラスボードを露わにします。
ラスボードの釘を締め直して下地の再生をします。
今回は、下塗り中塗りを必要とする従来の施工方法ではなく、
簡易工法による仕上げをするとの事なので、既存のラスボードは
そのままにして、その上にセッコウボードを重ねて貼り上げます。

左官屋さんはその上にプラスターを塗って下地を処理し、
聚楽壁を仕上げます。

現場は鴻巣市ですが、改めて震災の大きさを思い知らされました。